プロローグは「インディーズ作家のリベンジ」とある。
私が拙著「Saving Rachel」をある作家と編集者に送ったとき、「これまで見た中で、最悪の本かもしれない」、「この本は絶対に売れないだろうね」と言われた。
「電子書籍を無名でも100万部売る方法/ジョン・ロック」より
そんな、最低の評価を受けてもジョン・ロックは電子出版を決意した。
結果、2010年9月~2011年3月までの半年間で、キンドルの月間電子書籍販売数を63冊から36万9,115冊に伸ばしている。
彼は、アマゾン・キンドル総合ランキングで第一位・第二位を同時獲得。インディーズ作家で初めてミリオンセラーを達成しました。
ジョン・ロック曰く、電子書籍には特別な売り方があるという。
本書では、売れる本の書き方は、一切語られていない。
いかにして本を売るかにフォーカスした書籍である。
電子書籍の出版を成功させる4つのポイント
電子書籍成功の鍵
- 計画を立てる
- あなたの読者対象を知る
- ビジネスアプローチ
- ツールを活用する
電子書籍を無名でも100万部売る方法/ジョン・ロックより
上記、4つの成功の鍵に大別されるが、さらに細かくみていくと14の項目に細分されています。
これらは、電子書籍に限ったことではなく、一般的なマーケティングの手法で、一度身につければ、何にでも応用ができ、何度でも利用できます。
- 誰に向けて書籍を書くか
- その人はどんな場所で読むのか
- いくらだったら購入するのか
- その人にどうやってアプローチするのか
これを追求することに尽きるという。
電子書籍の執筆から出版まで
- ビジネスプランの概要
- 独創的なコンテンツを執筆する
- ウェブサイトの制作
- シンプルで機能的なブログを制作する
- ブログをプロモーションする
- 電子出版する
電子書籍を無名でも100万部売る方法/ジョン・ロックより
上記、五つの工程は、さらに22項目に細分されます。興味のある方は本書で確認してください。
ブログに加え、ツイッターを活用して、クチコミを引き起こす工夫をしています。
まとめとして
類書は、意外に多く出版されています。
私は本書を、紙の媒体で購入しました。(笑)