日本の大手金融機関が住宅ローンの貸出金利を2ヶ月連続で引き上げる方針を打ち出しました。
今後、住宅ローンを変動金利で借りている人には、金利上昇に伴うリスクが懸念されます。
▲2013年5月30日「朝日新聞」一面より
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金利が上がるときには「変動金利」より「固定金利」が有利
関連記事をご覧いただけると分かりますが、金利の上昇局面では「変動金利」よりも「固定金利」が有利です。
物価上昇につられて上昇していく「変動金利」は危険であるともいえます。
最大35年間という長い返済期間における金利上昇リスクを負わないためにも、借り入れ時点で総返済額を「固定金利」により確定してしまうことが安全です。
固定金利の総返済額も後々少なくすることが可能
一旦、固定金利で借り入れをしてしまうと、総支払額は固定されてしまうと思いがちです。しかし、月々節約したりして生み出した余剰資金は「繰り上げ返済」をすることで、支払い金利分をグッと圧縮することができます。
借り入れ開始から、なるべく早い時期に繰り上げ返済を行えば、その効果は大きくなります。ローンシュミレーターなどで試算してください。
まとめとして
これまでなんどもお伝えしていますが、住宅ローンは、固定金利を一貫してお奨めしています。
大事な資産となるはずの「住宅」が、金利上昇によって、あなたの生活の足を引っ張ることになってはいけないと考えています。