サブ4を目指すトレーニングはエスカレーターを逆走する覚悟で!

ちばアクアラインマラソンでサブ4の達成を目指しています。

以前から感じていることですが、サブ4を目指している割には走りこみが足りない。月間の走行距離は100キロに満たないことが多いです。大会まで残り2ヶ月しかないのでエスカレーターを逆走する覚悟で日々の練習に臨みたいと思います。

トレーニングは逆向きのエスカレーターを昇る感覚

走り始めてもうすぐ二年。まだ(私のレベルでは)走れば走るほど、長い距離が走れるようになるし、走行ペースも速くなる実感があります。トレーニングの強度はそれほどきつくないと思うのですが成長している実感は嬉しいもの。スポーツの楽しみ・醍醐味は、これに尽きると思っています。

ランナーなら誰でも感じることかと思いますが、少し走る間隔が伸びてしまったり、走り込む距離が稼げなかったりすると途端に走力が落ちてしまいます。トレーニングをやればどんどん上に行くことが出来るのに、ちょっと休むと下に落とされる感覚。これは下りのエスカレーターを逆向きに登っていく感覚が近いと思います。

ピアノは「一日練習を怠ると、取り戻すのに三日かかる」と聞いたことがあります。ランニングも似たようなところがあって、一週間まるで走らなかったりすると、明らかに身体も重く、走力が落ちているように思います。マラソンのトレーニングは、階段を一歩一歩上がって行くようなイメージではなく、下り向きのエスカレーターを休まずに登り続ける覚悟が必要です。

これをある程度続けていくと、少しぐらい走ることをやめても、一定のレベルをキープできる体力(走力)を身につけることができます。1ヶ月走らなかっただけで5キロが走れなくなったり極端にペースが落ちたりするわけではありません。これは、エスカレーターを逆向きに登り続けた結果、上の階に上がることができたからでしょう。そこが2階だとしたら次は3階を目指して、さらに逆向きのエスカレーターに挑戦しなければなりませ。しかし少々トレーニングを怠ったとしてもゼロから始めなくても良い状態です。

仮面ライダーの変身ベルトはない

より効率的なトレーニングを行って、最短距離でサブ4達成を目指すことが望ましいです。しかし、サブ4を達成する効率的なトレーニングの方法を探しているだけで、実際に走ることをしなければ一向に速くなることはないし、長い距離を走れるようにもなりません。

仮面ライダーの変身ベルトのように、それをつけるだけで超人的なパフォーマンスが得られるようなメソッドは存在しないということでしょう。一気に圧倒的なパワーを身につける方法を探すよりも、日常的にコツコツ走り続けるほうが明らかに力をつけることができます。

まとめとして

いつも言い訳として書いているような気がしますが、圧倒的にレース前の走りこみが不足しています。ちなみに前回の静岡マラソンのときには、直近1ヶ月の走行距離はわずか35キロ。これでは失速して当然です。

一度に走る距離の目安は、月間走行距離のおおむね1/6(六分の一)までだと言われています。静岡マラソンでは直近35キロしか走っていないので、6キロ弱しか走る脚ができていなかったことになります。フルマラソンの42.195キロを走り切る脚をつくるためには、距離を6倍にした253キロ超を一ヶ月間で走らなければいけない計算になります。

この距離まで到達するかどうか分かりませんが、8月は150キロ、9月は200キロを超える走行距離を稼ぎたいと考えています。

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