東京マラソン2014は、開催まで残り一ヶ月を切りました。私は残念ながら二次予選も落選・・。東京マラソンが行なわれる当日は、せめて開催地の都心まで出かけて、沿道から応援しつつ雰囲気を楽しもうと考えています。
2014年3月2日には、静岡マラソンで初フルマラソンに挑戦します。最近、早朝の気温が低く、思うようなトレーニングができていないので不安が残ります。しかしフルマラソンでサブ4を達成するための準備としてランニングシューズを新調しようと思います。
シューズが新しくなれば、気合も一段と入ります。寒さに負けず練習にも取り組めると思っています。
サブ4ランナーおすすめのシューズメーカー
先日、昭和記念公園を1,248人と駆け抜けた【東京マスターズロード選手権2013】にて、紹介したようにハーフマラソンを走りました。シューズを新調したいと考えていた私は、参加者の足元に注目していました。
ざっくりした印象ですが、ランナーの履いているシューズメーカーは、アシックス5割・アディダス4割・その他1割、という比率だと見受けられます。私は、アディダスが好きで、タウンシューズもずっと履き続けてきたのでアディダスのランニングシューズから、サブ4ランナー向けの一足を選びます。
サブ4ランナーにおすすめのシューズ adizero
チャート出典:アディダス公式ページ
- adizeroラインナップ
- takumi sen・・・・・・・・・・・170g
- Feather RK 2・・・・・・・・・185g
- takumi ren・・・・・・・・・・・195g
- Japan 2・・・・・・・・・・・・・・210g
- boost Japan・・・・・・・・・・215g
- Mana 7・・・・・・・・・・・・・・・220g
- CS 9・・・・・・・・・・・・・・・・・・245g
注:シューズ重量はMen’s 27cmサイズで計測
サブ4を目指すランナーであれば、「軽さ」に加えて「クッション性」を兼ね備えたランニングシューズが最適です。
レースで結果を求めるためにはシューズは軽ければ軽いほど良い。しかし、軽さを求めると、シューズのクッション性が損なわれます。特に走りこみの少ないランナーが、クッション性の低いシューズを使用すると、膝・足首・着地筋の故障につながるので注意が必要です。目安として、月間走行距離が100キロに満たないランナーであれば、軽さを犠牲にしてもクッション性を重視した「adizero boost Japan」などのモデルが良いでしょう。
アシックスユーザーにも分かるRUNNETの投稿
アシックスを中心に履いてきたランナーにとって、アディダスのシューズはピンとこないかもしれません。そんなランナーには、RUNNET(ランネット)の質問コーナー「アシックスとアディダスの比較」がしっくりきます。多くのランナーから使用感と実例が寄せられていて興味深い内容です。以下に、ランネットのページを抜粋・引用いたします。
【質問】アシックスとアディダスのランニングシューズ比較
自分はフルマラソン4時間20分 ハーフ1時間48分 10km 48分程度の実力です。
練習はGTがメイン、DSトレーナー。フルはDSトレーナー。30km以内はライトレーサー、スカイセンサーを履いています。【回答】アシックス → アディダス 対応モデル
ターサー/スカイセンサー → adizero Japan ライトレーサー → adizero CS ・ adizero MANA DSトレーナー → adizero BOSTON ・ adizero CS 【回答】アディダスの特徴
アディゼロは、アシックスに比べて踵のホールドが抜群にいいのが特長 サブ4様の実力ならば、CSか少し冒険してJAPANがいいのでは? JAPANは体重移動が容易で前にどんどん進む感覚が味わえる アディダスのよさは何より、かかとのしまりがしっかりとしています。 ランネット「アシックスとアディダスの比較」より抜粋
サブ4の実力があるランナーの意見は貴重です。サブフォーを狙うシューズとしては、adizero Japanがおすすめといえそうです。
▼サブフォーランナーの支持を集めるadizero Japan(写真はワイドモデル)
写真出典:アディダス公式ページ
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サブ4ランナーでもレースモデルを購入してよい場合
シューズの匠、三村 仁による、アディゼロの最高傑作【adizero takumi sen】というレーシングモデルがあります。
写真出典:アディダス公式ページ
軽さ、かかとのフィット感、路面グリップを、とことん追い求めたレース専用モデルは、ランナーの憧れといっていいでしょう。
もちろんサブ4を目指すランナーで、このモデルを履いている人も少なくありません。レーシングモデルは、軽量性を追及して、路面の反発を推進力に代えるため、シューズから余計な反発性・クッション性を排除しています。レーシングモデルを履くことで心配なことは、このクッション性の少なさです。
目安として、月間走行距離が200キロを超えるランナーの場合は、クッション性を排除したレース用モデルを購入しても良いとされています。普段の練習から長い距離を走ることによって、着地筋が鍛えられていると考えられるからです。着地筋の発達と、ATペースに直接の相関関係はありません。42.195kmを走りきれる着地筋を備えているのであれば、憧れのレーシングシューズを購入して良いと思います。
サブフォーを目指すランニングシューズもカスタマイズ
お気に入りの一足は、履く楽しみを与えてくれます。自分の好きなカラーコーディネイトされた靴ならトレーニングにも、よりいっそう励むことができます。
カラー・サイズ・足幅を自分用にカスタマイズできる【mi adidas(マイアディダス)】。サブフォーランナーは、mi adizero japanをベースにカスタマイズするのが良いと思います。特に足幅が広く心配な人にとって、足幅は、Narrow/Medium/Wideの三種類から選択することができるので安心。
【追記】足幅の広いランナーはワイドシューズを!
静岡マラソン2014を走り終えてから、追記しています。
初のフルマラソンは、最も履き慣れている”アディゼロ CS”で挑みました。
私は、日本人にありがちな横幅の広い足型のため、これまで主にスキーブーツで苦労しています。普段のジョギングやハーフマラソンを走る程度では、それほど痛むことはなかったのですが、今回フルマラソンを走り、左足の小指部分が内出血して一週間を経過してもこのような有り様です。
フルマラソンが身体にかける負担というのは相当なものだということを実感しました。このような理由で、横幅に余裕のある”アディゼロ ジャパン2 WIDE”を追加購入しました。
【追追記】アディゼロ・ジャパンにニューモデルが登場
2014年9月、adizeroジャパンにニューモデルが追加されています。カラーはネイビー・ブラック・グレーといずれも濃い系の単色。この普段履きにも違和感のないカラーは財布にやさしいと言えます。
サブ4を目指しているランナーであれば、月間走行距離は100キロ程度でしょう。すると、おおむね半年毎にランニングシューズは新調したほうがよいことになります。
ぼくは500~600kmを目安にシューズを新しいものに替えます。足裏全体で着地しているのでソールはまったくと言っていいほど減らないのですが、スポーツメーカーの人と話してみるとランニングシューズの耐用距離はやはり500~600kmだそうです。
みなさんも走行距離を記録して、500~600kmを目安に交換することをお勧めします。
古いシューズは普段履きや雨の日用に使えばいいでしょう。一見どこも傷んでいないように思えますが、見えない劣化が起こっているものです。ソフトバンク新書「非常識マラソンメソッド」より
半年ごとにランニングシューズを交換していくと、履きつぶしたけど捨てる程でもないシューズがどんどんたまっていきます。いかにもランニングシューズという蛍光イエローや真っ白なシューズは普段履きには合わせづらいのです。
アディダス公式販売ページにも、サブ4ランナーにオススメと書いてあります。
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