【書籍】夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神

「夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神」を読みました。

前回200万部の大ヒットになった「夢をかなえるゾウ」の続編といっても良い内容です。
前作、楽しく読めたのでアマゾンで予約して購入。やはり、すらすらと読めてしまう文体は健在。ベストセラー作家は偉大です。

夢をかなえるゾウ2

初版は誤植も気になる

結構、気になってしまう誤植。
今回購入したのは初版本なので、校正者も見落とした箇所がどのくらいあるのかが、気になりましたが、意外にも少なく気づいた箇所は1点のみ。

232ページ 5行目

ずっと前から知っていたのもしれない。
→ずっと前から知っていたのもしれない。

誤植は版を重ねるごとに修正されます。他にも気になった箇所があれば教えてください。

ネタバレ注意

本作で登場する主な神はガネーシャを含め三人。
ガネーシャ・貧乏神・釈迦

なかでも貧乏神の教えは納得感があり腑に落ちます。

前作と違い、主人公の夢がかなったかどうかというと微妙です。
願いは叶ったが、夢は別の形で叶っているといえます。

お笑いを題材にした読み物は難しい

本作同様、お笑いをテーマにした読み物は難しいです。
周りの笑い声・拍手などのライブ感を演出することができないので、ひたすら文章で笑わすことができないと成立しません。

アメリカのテレビ番組でいう、シチュエーションコメディ(シットコム)などが、ライブ感を演出するために笑い声・拍手などをアフレコで入れて盛り上げていることでも分かります。

前作に比較するとインパクトが少ないものの、お笑い部分を上手く書いていると思います。

まとめとして

本書を手に取る前に、読んでいない方は、前作から先にお読みいただくことをお奨めします。
関西弁のへんなゾウをより一層楽しめると考えます。

「夢をかなえるゾウ2」FEBEよりオーディオブックになるそうです。
著者である、水野敬也オフィシャルブログに告知があります。

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