オッサンが入ってオバサンが出てくる？トランクルームにしまえないもの。

八王子市下柚木のトランクルームで、痛ましい事件がありました。
容疑者とされる犯人は、殺された彼女になりすまして日本を出国、中国の上海で出頭したという。

以前、少々関わっていたので、トランクルームにしまえないもの、入れてはいけないものをまとめます。

しかし実際には、借りた人の趣味全開！相当ヘンなものが収納されています。トランクルームの担当者に聞かされた事例を思い出しながら紹介します。

【建前】トランクルームにしまえないもの

10年位前からポツポツとサービスが始まった、海上輸送用のコンテナを改造利用した、屋外型の収納コンテナ。最近では、空室の目立つ賃貸オフィスのフロアを改造して屋内のトランクルームも増えてきました。

仕切りやコンテナで他人とのスペースが区切られているとはいえ、他の利用者の迷惑となるようなものは原則ご法度となっています。当然のように爆発の危険性があるようなものの持ち込みは禁止です。

特に室内型の収納スペースは、最低限の空調なども装備されていて快適な環境です。

夏の間、冬物の衣料などを収納したり、お雛祭りに飾る雛人形や五月人形などの季節モノを収納することを想定して設計しています。大切なお飾りや人形にカビが生えたりしないようにするのが、最低限のエアコンが稼働している理由です。

ただし、室内は人感センサーで照明が点くようになっているので、借りたスペースにじっとしていると照明は消えてしまいます。また、出入口で入出を管理しているトランクルーム会社も多いので、住むことができないトランクルームもあるようです。

鳴き声を出す、犬猫などは論外です。臭いも気になるでしょうし、動物愛護団体に見つかったら糾弾されてしまうでしょう。

ちょっと厄介で、実際に飼っている人も多いのが、ヘビなどの爬虫類です。
これは、家人に反対する人が多く、困り果てた挙句にレンタルスペースに持ち込むケースが多いようです。

ヘビは、餌もそれほど多く食べないし、飼育してもほとんど臭いがしないので気が付かれない事が多いようです。

「自分の借りた場所なんだから、どう使おうが勝手じゃないか」と言われればその通りです。

しかも、ペットも飼っていないし、泊まりこんでもいない。でも、こっそりヘンなものを収納したり、ユニークな使われ方もしているようです。

よく耳にするトランクルームの使われ方は、妻には内緒で購入したゴルフクラブをしまっておく。ゴルフの練習やラウンドにいくときには、自宅から古いゴルフセットを持ちだし、屋外コンテナなどに立ち寄っていから行く。

その気持ちが痛いほど分かる!
ゴルフクラブ

トランクルームの担当者に、「おじさんが入っていったあとに、おばさんが出てくるトランクルームがあるんです！」と真顔で訴えられて爆笑してしまった覚えがあります。

どうやら女装趣味のおじさまが衣装部屋として借りていらっしゃったようです。
室内型のトランクルームならば、空調もあるので大切な衣装をカビだらけにするようなこともありません。

トランクルームの使い方として“衣装部屋”はOKです。しかし、オッサン・オバサン自体は、しまうことはできません。

おそらく、ヤフオクなどで転売目的の商品を大量に安く仕入れた商品を、少しずつばらして出品しているのでしょう。
こんな商業目的の利用方法もあるようです。

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基本的には、他人の眼に触れさせたくない大事なものをトランクルームに収納する傾向があるようです。

漫画本がギッシリ収納

作っていないプラモデルが積み上げられている

他人様に迷惑がかからなければ、存分に趣味に走って良いと思います。