2014年2月23日(日)に開催される「東京マラソン2014」に、ランナーとして参加のエントリーをしていました。
少し時間が経ってしまって恐縮ですが、2013年9月26日「東京マラソン2014」の抽選発表がありました。
見事に落選です。しかし、改めてどうやったら走れるのかを考える良いきっかけとなりました。
メールによる落選通知
東京マラソン2014抽選結果のご報告
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◇◇ 東京マラソン2014抽選結果(落選)のご報告 ◇◇
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○○○○ 様
受付番号:○○○○○○このたびは東京マラソン2014にお申込みいただき、誠にありがとうございました。
定員を超えるお申込みがあり、厳正なる抽選を行いました結果、
誠に残念ながら今回はご意向に沿えない結果となりました。「東京マラソンエントリーセンター」からのメール
当落発表の9月26日は、日中なかなかメールが届かず、Twitterで当選した人がいるのか?チェックしながら待ち焦がれていました。
なんとなく、「東京マラソンを走れるのではないか・・」なんて、根拠のない期待に胸を膨らませていましたが、一通のメールに現実の厳しさを思い知らされました。
大会運営サイドは、どんな人に走って欲しいのか?
落選通知で、ガックリしてしまいましたが、改めて抽選方法に対する考え方を深掘りする良いきっかけとなりました。
送られてきたメールの文言を言葉通りに解釈すると「厳正な抽選」が行われた結果であることが分かります。
東京マラソンのテーマは「東京がひとつになる日」。
- 老若男女が参加して
- 和気あいあいと和やかなムードで
- 参加者も観客も楽しめる大会
- 新記録の更新へも期待
大会の運営サイドとしては、このようなイベントにしたいと考えているはずです。
好記録が期待できるからといって、20代・30代の男性ランナーばかりといった参加者の構成では、華やかさもなく、楽しむ雰囲気も醸し出せません。
当然、男女の比率も重視し、10代・20代・・と幅広い年齢層にまんべんなく参加するマラソン大会を目指すでしょう。
申し込みした人を、年齢・性別・完走実績・タイム別・ランニング頻度など、あらゆる角度からカテゴライズして。各グループのなかから、あらかじめ決めた数の当選者を決定していると考えることができます。
一方で見事、当選したランナー
娘の学校の先生も、東京マラソン当選したらしい。 あら、晴一さんと一緒に風きっちゃうのね \(^^)/
— アネPG (@tenjyousagi) October 14, 2013
東京マラソン当選しました?倍率10.3倍!武井壮さんと走れるかな?応援お待ちしております。 pic.twitter.com/WscaWlPHqx
— いなみなおと (@1737010) September 26, 2013
どんな人には走って欲しくないのか?
逆に、大会運営サイドが「こんな人に走ってもらっては困る」という人もいます。
それは全く、長距離を走るトレーニングをしていなくて、お祭り気分でエントリーする人。
大会運営サイドとして、最も危惧することは、大会中の事故でしょう。
運動中に突然死に至るスポーツで最も多いのはマラソン。マラソン中に心肺停止になる割合は6万人に1人と東京マラソン公式ページにも記載があります。
実際に2009年の東京マラソンで、タレントの松村邦洋さんが一時心肺停止になりました。
運営サイドとして、このような事故を完全に排除することはできないものの、発生確率を極端に少なくしたいと考えることは自然なことでしょう。
つまり、普段から長距離を走るトレーニングを積んでいる、実績のあるランナーの参加を願っています。
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まとめとして
東京マラソンは、先着順で参加エントリーとなる大会ではなく、大会運営者が抽選によって参加者を決めるマラソン大会です。
当然、マラソン大会運営者の視点から、どんな人に参加してもらい、どんな人にはご遠慮いただくのか。これを考察することで、わずかでも当選確率をあげることができると考えます。
しかし、エントリーする際に記入する「性別」「年齢」などを偽って登録をすることはできません。
そうすると、抽選を左右する情報として、コントロールが可能なものとして残されている情報は「完走実績」「完走タイム」「ランニング頻度」などです。
それでは一体、どうやってそれらをアピールするのか?
この後も、少々長くなりそうなので、以下は次回の記事に譲ります。
→【東京マラソン】落選通知を受けて考えた当選確率をあげる方法(その2)