相模川、田名で行われる「相模原納涼花火大会」事前調査と写真撮影のポイント

毎年、相模川で行われる一大イベント「相模原納涼花火大会」。
相模原市で生まれ育ち、うち8年ほど花火大会が開催される田名に住んでいました。しかし恥ずかしながら、まともに会場から花火見物をしたことがありません。
今年は丸一日、時間をとり、相模川の河原から花火大会を楽しもうと考えています。

ちょうど良い機会なので、花火見物にあたり調べてみました。

道志川

花火大会当日は渋滞と混雑が激しい

2013年の「相模原納涼花火大会」は8月24日(土)、19:00~20:15に開催されます。

この1時間15分(75分)の間に約8,000発の花火が打ち上げられます。単純に計算すると、一分あたり106発・一秒あたり1.7発の花火が打ち上げられる計算になります。勿論、花火大会特有のテーマに沿った打ち上げが演出されるので、花火のない時間も多くあります。この数字を見ると、いかに短時間に集中した打ち上げがされるかが分かります。

昨年2012年の「相模原納涼花火大会」来場者数は約39万人と伝えられています。政令指定都市に指定された相模原市は、緑区・中央区・南区をあわせて約70万人です。一箇所に市内の人口の半数以上の人が集中するので例年大混雑になっているようです。ちなみに、国民の幸福度を一つの指標としている「ブータン王国」の人口が約70万人です。

花火の打ち上げが行われる会場は、相模川に架かる高田橋付近。
最寄り駅は「橋本駅」もしくは「上溝駅」で両駅ともそれなりの距離があり、会場へのアクセスは車に頼る結果になります。
細かな道路は幾つかあるものの、主要な道路は二本だけ。橋本五差路から高田橋に延びた「県道63号線」と、上流の小倉橋から厚木に相模川の左岸を平行して走る「県道511号線」。
相模川の花火大会当日は、周辺道路に車が集中して昼前から渋滞が始まるそうです。

露店と近くから見上げる花火が見どころ

長い間、相模原で暮らしているので、会場を離れた場所からは何度も花火見物をした経験があります。田名に住んでいたころは、2階のベランダに座り、スイカを食べながら花火を見るのが恒例でした。
今回、わざわざ会場に行って花火を楽しもうと思ったきっかけが二つあります。ひとつはキレイな花火の写真が撮りたい。他に子ども達の夏休みの思い出になれば一石二鳥だと考えました。

長く、写真を撮っていますが、実は一度も花火の写真を撮影したことがありません。毎年通いつめているベテランにはかないませんが、自分で納得のいく写真が撮れれば良いなと思っています。

子供にとって、花火大会を思い出にしてもらうためには、花火を見た記憶だけでは不十分ではないかと考えます。地元ならではの穴場的な場所から花火を見物した場合、大人にとってはそれで十分かもしれませんが、子供の記憶に長く残ることは難しいのではないでしょうか。やはり、人混みにまぎれ、露店で買い物をしたり、混雑するトイレに並んだ後に見上げる花火のほうが、断然、子ども達の記憶に残ると思っています。親にとっては負担が大きいですが、一度くらいはそういった経験をさせたほうが良いのではないかと考えます。

初めての花火撮影

花火の撮影が初めてなので、事前にポイントとなるところを調べてみました。

    忘れてはいけないもの

  • カメラ(予備のカメラも用意)
  • バッテリー(要充電)
  • 三脚(カメラの台数分)
  • レリーズ(カメラにあったもの)
  • ストロボ(周囲の風景を写しこむ場合)
  • 懐中電灯(カメラの設定やピントリングの確認)
    カメラの設定

  • ISO感度は、100に設定
  • 絞りは、F8よりも絞る
  • シャッタースピードは基本バルブに設定
  • ピントは無限遠に設定

ISO感度を低く設定することと、絞り意外に絞ることは、花火の背景となる夜空をグッと締まる黒に落とす効果があります。
鮮やかな花火とのコントラストを写真にするためには欠かせない要素なのではないかと考えます。

    撮影場所の選定

  • 早めに現地に赴き、三脚をセットする
  • 風上から撮影できる場所を選定
  • 周辺の景色の映り込みを考慮

やはり何年も通いつめているカメラマンと差が出るところは、撮影場所の選定でしょう。
私の場合、初めてなので、どこにどんな角度で花火が打ちあがるか想像することしかできません。
手持ちのレンズの画角にあわせて、良い絵が創れるかどうか、運次第です。
なお、打ちあがる花火の風下にカメラをセットすると、落ち終えた花火の煙が邪魔をしてキレイに花火を撮影することができないようです。できれば風上に陣取ることが重要です。

過去の花火大会の画像

※全て検索した花火大会の画像を表示させていただきました。

まとめとして

会場の河原は当日臨時駐車場になります(¥1,000/1台)。駐車も午前10時頃から混み始めるとようなので、早めに現場について、一日河原で過ごすつもりでいます。日中の暑さも車のエアコンでやり過ごすこともでき、花火終了後の渋滞も、車内で映画のビデオでも観ながらのんびり待つつもりでいます。あきらめと割り切りも時には必要だと考えます。

ひとつ、気にしているのは当日の天気です。夕立などアクシデントも思い出となれば良いですが、対処法は考えておかなくてはいけませんね。

後日、花火大会の様子は記事にしていきたいと思います。

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