アイデアを生み出すランニング!走る時には何を考えているのか?

長い距離を走っているときには、何を考えているのか?
最近ランニングの話題が多いです。

毎日走ることを習慣化しようとしているので、考えることがランニングに寄っています。ご容赦ください。

脳トレしながら走る

長い距離を走る時に何を考えているんですか、と聞かれたことがあります。あらためて走っている時のことを振り返ってみても、特に人に話せるようなことを考えながら走っているわけではありません。

しかし、最近は単純な計算をしながら走ることがあります。きっかけは、TBSの安住紳一郎アナウンサーがラジオ番組「安住紳一郎の日曜天国」で話していたから。脳の活性化と老化防止に効果が高いと話していました。2014年4月20日放送「デュアルタスク・・」です、興味のある方はポッドキャストでも聴くことができます。

例えば、1000から7を連続して引き算をしていきます。

1000-7=993
993-7=986
986-7=979
  ・
  ・
  ・
1 のくらいまで引いてそれ以上引くことができなくなったら、次は2000から7を引き算していきます。

走りながらだと意外に難しい計算

これは、友人にも確認したことがあるので間違いがないと思いますが、走っているときは計算能力が極端に低下します。

マラソンを目標タイムで走り切るために、ペース配分を考えながら(計算しながら)走るのですが。長い距離を走っていると、脳に血がまわりにくくなっているせいなのか、1キロ5分40秒のサブ4ペースで走っている時に、5キロなら何分、10キロ地点は何分で通過しなければいけないかを計算することが難しくなっていきます。

だから、ラップタイムを意識しているランナーは以下の様なペース表を印刷したり手書きでメモして、走りながら確認します。
[table id=7 /]
暮れゆく富士山

走っているときはアイデアが出やすい

走っているときは、脳に十分な酸素が供給されないから普段出来る計算がしにくくなると考えます。しかし、逆に良いアイデアが走っているときに浮かびやすいのも事実としてあります。仮定ですが計算能力といった、いかにも左脳的な働きが能力として失われていくことで、反作用として右脳的なひらめきが増してくるのではないでしょうか。

良いアイデアが出るときは、寝付こうとする瞬間のうつらうつらした状態だという人の話を聞いたことがあります。

この二つの脳の状態は、よく似通っているのではないでしょうか。私も走っている時に、それまで考え事をしていたり、何か引っかかっていたことの、一応の解決策を思いついた経験があります。

企業の経営者や、ビジネス本の著者など、アイデアを必要とする職業の人で、ランニングを趣味としている人が多いのも、このことに関連性があるかもしれません。また、アリストテレスを代表とする古代ギリシャ哲学の逍遥学派は、散歩・散策をしながら思想を練り上げていったと記憶しています。アイデアを生み出すためには机から離れることも必要なのかもしれません。

まとめとして

そうそう都合よくアイデアが出てくるわけではありませんが、ブログに書く内容なんかは、走っている時に考えたことがほとんどです。

脳には、いろんな使い方があるのでしょう。

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