不動産を取り扱うポピュラーな資格「宅地建物取引主任者」通称、宅建(たっけん)が士業(さむらいぎょう)へと格上げされる。
不動産業界と主任者のイメージアップに繋がるのか。施行は平成27年4月1日。
イメージアップで試験も難しくなる?
新しく士業へとステップアップされた名称は「宅地建物取引士(たくちたてものとりひきし)」。まだ、キーボードで入力しても予測変換されません。
士業への格上げは、改正宅建業法に盛り込まれ、第186回国会・衆議院・参議院で可決され成立しました。改正宅建業法の施行は平成27年4月1日(2015年)です。
宅建(たっけん)という言葉は知っていても、どんなことをする、どういう資格なのか、一般の人には伝わりにくかったように感じます。「主任者」という中途半端な名称が分かりにくいのかもしれません。
今後、士業(さむらいぎょう)へと格上げされたことで、より一般の方に分かりやすく、宅建士のイメージもアップすることが期待されています。イメージがアップし、曲がりなりにも士業になるわけですから、当然のように資格を取得したい受験者も増加します。資格取得がますます難しくなることが予測されるので、勉強中の方は頑張って今年中に合格しておいたほうが良さそうです。
まとめとして
すでに宅建の資格を取得している人にとっては、ラッキー!という感じでしょう。濡れ手に粟とはこのことです。
私も宅建に合格した年は、お盆過ぎから試験勉強を始めました。懐かしいです。
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