カメラ店の減少を憂う、書店同様、アマゾンに駆逐されてしまうのか?

久しぶりに高級コンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)を購入してしまいました。

2013年9月12日(本日)発売、
Canon デジタルカメラ PowerShot S120 F値1.8 広角24mm
Canon PowerShotS120

昨日、カメラの発売開始が待ちきれず、東京のカメラ専門店ならば、「こっそり発売日前に販売しているのでは?」と思い、新宿まで出かけてきました。


最後まで迷った「PowerShotG16」

「キヤノン PowerShot S120」と同日発売の上位機種があります。

キヤノン PowerShot G16

この、二機種の選択がここ数日頭を悩ませていました。

今回、コンデジを購入する目的はたったひとつ。持ち歩くことの少ないデジタル一眼レフカメラと、普段使いのiPhoneカメラの深い溝を埋めてくれるカメラ。
デジタル一眼は、画質も撮影時の満足度も申し分ないのですが、いかんせん持ち歩くのが億劫で肝心の写真を撮る機会が少ない。一方、普段使いのiPhone4は、階調が乏しく、色の再現にも不満があります。(4S以降の画質の良さには脱帽しています)また私は日中シンクロを多用するためiPhoneのストロボでは物足りなさを感じていました。

発売前の為、実機の展示こそありませんでしたが、先代(昨日の時点では現行)の「PowerShotG15」を手に取ると、高価なカメラならではの、ずしりとした重厚感。
しばし、その存在感にしびれていましたが、ふと我にかえると、「これは普段、持ち歩かなくなる重さ」であることに気がつきました。

多少、後ろ髪をひかれる思いを残しつつ持ち歩かないコンデジには用がないと「キヤノン PowerShot S120」の購入を決定しました。

やはり、発売日前日には売ってくれなかった

やはり発売日前にはカメラを販売しないどころか、展示もありませんでした。

さらに残念なことがひとつ。
カメラ店の店員さんに発売(購入)予定のカメラのことを尋ねると、発売されるカメラのことを全く知らなかったことです。
次々と新機種が発売されるカメラを、いちいち記憶していくことは難しいことなのでしょう。

ワクワクした気持ちで出掛けて、多少でも新発売のカメラの情報が聞ければと、勝手に期待した私が間違っていました。
膨らんでいた期待は一気にしぼんで、そのまま帰路につきました。

結局、アマゾンでカメラを購入

初めて、アマゾンでカメラを購入しました。
カメラなどの高額商品をネットで購入したことがなかったので、多少抵抗感があります。
しかし、なぜカメラをネットで購入してはいけないのかと問われると、明確に答えることができません。

インターネットでキヤノンの製品情報「パワーショットS120」及び機能一覧表をみると、発売前にも関わらず、各カメラのスペックの違いや、そのカメラの魅力が伝わってくるようなつくりになっています。既に実物のカメラを手にとって購入を検討する必要がないのかもしれません。

そして届いたカメラ、高価なカメラも、500円の本も同じように梱包されてきます。
キヤノンPowerShotS120

まとめとして

街の中に存在していた書店は、アマゾンの出現によって、急激にその店舗数を減らしてきました。
今後、カメラメーカーのコンテンツが充実すればするほど、アマゾンなどのインターネット通販のシェアが拡大する可能性が高いと考えます。

唯一、リアル店舗がネット通販に勝る点があるとすれば、販売店でのワクワク感の演出だと感じます。
残念ながら今回は巡り合わせが悪かっただけであれば良いなと思います。

タイトルとURLをコピーしました