東日本大震災で変わったこと。「安定」とは「安き」に「定まる」ことをいう。

友人にクワガタのブリーダーをしていた人がいます。
当時、国産・外国産をあわせて結構な種類を飼育していて、育て上げた幼虫や成虫の大きさでネットで評判になることが多かったと聞いています。

先日、友人と話していたところ、あれほど熱心に取り組んでいた繁殖と育成を、いまでは一切止めてしまったといいます。


その理由を尋ねると、東日本大震災がきっかけになったと。
震災からしばらく、計画停電などで電力の供給が制限されていました。冬季、クワガタの幼虫を飼育するためには、暖房設備が欠かせないと初めて聴きました。
日本中が大きなショックを受け、電力を融通し合っている状況のなか、虫を育てるために貴重な電力を割くことを心情的に許せなかったといいます。

「日本人は震災でずいぶん変わった」といっていました。
自身も振り返り、とても実感のこもった言葉でした。

勇気を持って変わることが大事

東日本大震災発生直後に、被災した日産いわき工場にカルロス・ゴーン社長が現われ、こういったといいます。

「震災前よりも、よくするぞ!」

修復するのは勿論、前よりもより良く改善するという、強いリーダーのメッセージに勇気付けられた社員が多くいたことでしょう。
また、日産の社員だけでなく、その話を聞いた我々日本人も背中を押された人が多かったと思います。

まとめとして

「安定」とは、安(やす)きに定(さだ)まること。先日、ラジオで中谷芳文さんが仰っていました。

決して安定が悪いことでもないと思います。しかし、まだ早いんじゃないの?という人も多いと考えます。

自分のやりたいことをやりきっているかどうか。定期的に自分自身に問いかけていきたいと思います。