今年は3月から暖かい日が続き、桜の開花は記録的な早さでした。
だからといって身体が油断していたわけではないのでしょうが、ゴールデンウィーク(GW)に過ごした高原(北軽井沢)では意外な寒さに見舞われました。
日中、快晴であったお陰で、夜間、放射冷却による冷え込みが半端なかったです。オリーブオイルも凍結する寒さにシュラフ内で震え上がり、十分な睡眠を妨げられた結果、改めてキャンプ場での防寒対策を考えさせられました。
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とにかく寒かったGWの北軽井沢
朝食にサラダを作り、オリーブオイルを垂らそうとして驚きました、オリーブオイルが凍結しています。
オリーブオイルの凍結温度は意外に高く、摂氏0度~6度で凍結するといいます。他に飲みかけのまま(あまりの寒さに放棄した)グラスに残したワインの一部が凍っていました。
シュラフの二枚重ねは暖かい
一泊目の夜に寒さで震え上がったので、キャンプ場でレンタルしているシュラフを一つ追加で借りることにしました。
キャンプ場のレンタルシュラフ料金は1,000円(一泊)です。
このマミー型シュラフは全体的にゆったりしたシェイプに作られていて、ありったけの衣類を着込んでシュラフにもぐりこんでも余裕があり、シュラフ内でも寝返りをうつことが出来ます。ふくよかな体型の方でも安心して寝ることが出来るでしょう。
また、首筋部分を別箇に細く絞り込むことが出来る作りになっていて、首元からシュラフ内の暖気が逃げることを防止してくれます。
今後、このシュラフの購入を検討します。
また、一つ追加でシュラフを借りることによって余ることになった薄手のシュラフはインナーシュラフとして使いました。やはり薄手のシュラフの内側に入れてシュラフの二枚重ね。その場で出来る防寒対策として、これも非常に効果がありました。
それまでに飲み終えてしまって、空になったペットボトルを利用して湯たんぽにしました。夕食のメニューであるパスタの茹で汁を、空のペットボトルに入れています。そのペットボトルを保温のためタオルに包んで、あらかじめシュラフに放り込んでおきます。
震えながらシュラフにもぐりこむと、茹で汁のペットボトルが足元を温めてくれていました。
ただし、朝方までこの湯たんぽの暖かさは持続しませんでした。朝方には逆に冷たく感じたので、シュラフの先端に遠ざけてしまいました。
まとめとして
実際に私が現地で行った防寒対策は以上ですが、他にキャンプ場の防寒対策として、以下のものがあげられます。
- 外気を遮断するフルスカートのテントを用意
- 電源付きキャンプサイトでは電気毛布等の暖房器具を利用
- 値が張りますが冬用、耐寒シュラフを用意
- 衣類の重ね着、出来ればスキーウェアを着て寝る
- シュラフ内に毛布を入れて包まる
私の場合、基本的に冬にキャンプをすることはなく、キャンプは夏の道志川周辺をメインにしているので今回は例外。
前述の冬用の装備は今のところ考えてはいません。しかし、現地で借りたシュラフの暖かさには正直感激しました。なお、持参していたシュラフシーツをあわせて使用したことを加えておきます。