街中ではスマホをかざして、何かを読んでいたり、ゲームをしている人が目立つせいか、すっかり駆逐されたかのように感じていたガラケーことガラパゴス携帯電話(正式には「ヒューチャーフォン」という)
ガラケーを現役で使っている人は、高齢者ばかりではありません。
スマホとガラケー普及割合は?
スマホ——37.7%
ガラケー—-62.3%
株式会社MM総研「スマートフォン市場規模」
未だガラケーが多数派です。
加えて興味深かったところでは、スマートフォンにおいて、アンドロイド携帯のシェアが拡大(iPhoneのシェアが縮小)してきていること。スティーブ・ジョブズ氏亡き後のアップルに愛着が薄れてきたのかもしれません。
中古携帯市場でもガラケーが人気
中古携帯電話の市場全体は1千億円を超えます。
ネット通販で売れる中古携帯電話の割合は、ガラケーが5割のシェアを未だに占めています。(アワーズ調べ)
ガラケーの中古品に人気が集まる理由として、次々と新機種が現われるスマホと比較して、ガラケーは店頭に並ぶ新機種の種類が減少しました。このことがガラケーを求める人を中古市場に向かわせているのかもしれません。
やっぱり高齢者・子供向けにガラケーが人気
一度、スマホを使ってみたけれども、「意外にネットも利用しない」「タッチパネルは操作しにくい」「通信料金が高くて驚いた」ということから、ガラケーに戻す高齢者も多いようです。
まとめとして
もっと、スマホの普及は進んでいるのかと思いましたが、意外にも半数以上がガラケーを使用しています。
とはいえ、スマートフォンのシェアは拡大していて、逆転してスマホが半数を超えるのは来年(2014年)になる予想です。
今回の記事は、聴取しているPodcastから、内容を紹介しました。
出典は、TBSラジオ「森本毅郎・スタンバイ!」より、渋谷和宏さん「意外にしぶといガラパゴス」です。