マンションや一戸建てなどの不動産
売買される不動産のなかには、どうにも売れにくいものがあります
その筆頭が事故物件と呼ばれるもの
などが、その物件で過去に起こった事件。
病死は一般的に心理的な瑕疵とは言われません。
売却価格が安くなる
瑕疵とは「欠点・欠陥のこと」を言います
先にあげたような事故物件の場合、建物の構造などによる瑕疵と区別するため心理的瑕疵と呼ばれています
不動産売買において欠点・欠陥であることから
売却価格は市場相場より随分安く取引されます
不動産会社は告知をしなければなりません
不動産を購入しようとする人は
契約前に重要事項に関する説明を受けます
不動産会社はどのような事件があったのか事前に調査しています
契約までに、必ず説明を受ける場面があります
それを知らないまま購入すると言うことは、考えにくいことですが
心配であるようならお客様から積極的に質問してみると良いでしょう
事故物件かどうかは広告のココをチェックする
不動産の広告は明示しなければいけない事項が決められています。
事故物件の場合、その旨を記入しなければいけないことになっています
「告知事項あり」備考欄にこのような記載があるものは事故物件の可能性が高いと言えます。
気になる場合には不動産会社に電話して
「告知事項とは何ですか?」と聞いてみると教えてくれます
折り込みなどで広告されることは少ない
新聞の折り込み広告など、不特定多数の人に向けて発信するようなメディアには掲載されるケースは多くありません。
このような特定の情報を積極的に仕入れようとする人達に向けて、主にインターネット等に掲載されます
これは、物件の近所に住んでいる人にも一定の配慮がなされているからだと考えます。
まとめとして
私達、不動産を取り扱うものでも抵抗感のある事故物件
最近のエンドユーザーは、あまり気にされる方が少なくなっていると聞いています
正確に言うと、気にされる方が減少したのではなく、
安い価格に魅力を感じて「気にしない」と、おっしゃっている方が増えているのでしょう
流通する不動産のなかで、数としては多くない事故物件ですが
「こういうものもある」ということを知っておくことは無駄にならないと考えます。