隣の畑に立つあの杭なんだ?生産緑地地区について解説

周りに住宅が建ち並ぶ住宅地の合間にポコッと残された農地、
注意深く見ていると、「生産緑地地区」看板が立っている場合が多い

生産緑地

普通の農地と何が違うのでしょうか?

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生産緑地地区とは?

生産緑地地区(せいさんりょくちちく)とは、
主に市街化区域内において、一定の緑地(農地)を保全するために設けられています。

緑地(農地)の果たす役割として以下が挙げられます。

  • 緑地の持つ地盤保持力
  • 緑地の持つ保水力
  • 火事の延焼防止
  • 食料自給率の確保
  • 生産緑地地区に指定されるメリット

    生産緑地地区に指定されると固定資産税が大幅に安くなります。

    通常、市街化区域内は住宅の用途として土地が利用されるため、
    市街化調整区域に比べ、固定資産税評価額が高く評価されています。

    「農業をやりたいなら市街化調整区域に行け!」というのは、乱暴な話しなので
    「市街化区域内でも、ちゃんと農業をするなら税金を安くしますよ!」といった趣旨です。

    指定されるためにはいくつか条件がある

  • 農林業などの生産活動が営まれている、または公園など公共施設の用地に適している
  • 面積が 500平米以上(森林、水路・池沼等が含まれてもよい)
  • 農林業の継続が可能であること(日照等の条件が営農に適している)
  • 当該農地の所有者その他の関係権利者全員が同意している
  • 指定されることによるデメリットもあります

  • 土地の所有者は、農地としての維持管理を求められる
  • 農地以外としての転用・転売はできない
  • 違反した場合、原状回復命令が出されることがある
  • まとめとして

    一度「生産緑地地区」に指定されてしまうと、後に駐車場への転用や宅地として分譲しようとしても許可されないことがほとんどです。

    以前、知らぬ振りをして駐車場にしようとしたら、「役所の人がすっ飛んで来た」と、ある地主さんに聞いたことがあります。

    そのときの担当者の話しによると・・・、

    「足を切断したり」
    「高齢でどうにも体が動かない」

    このような状態にならない限り、生産緑地地区の指定は外せない!

    農業するのが難しい場合は、一定の間隔で梅の木を植えてください。
    ほとんど手間がかからず、実がなるので農地として認められるますよ!

    ・・とのことでした。

    多分、地主さんが聞きたかった情報とは違ったのでしょうね!ガッカリしていました。

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