なぜ勉強をしなければいけないのか?先生の意見を聞きました。

「なぜ勉強しなくちゃいけないの?」
今にも子供に質問をされそうでドキドキします。

この問いには、10人いたら10通りの答えがあるかもしれない、結構深い問いなので、10人全員を納得させることは到底無理でしょう。
いざ、子供に尋ねられたときにオロオロと、うろたえない様に考えをまとめておきたいと思います。

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便利な教科と豊かにする教科

あるネットラジオ(Podcast)で美術の先生が勉強することについて、話していました。

勉強することの答えとして、将来役に立つからという定番の解答にはある程度納得ができます。

さらに、国語・算数(数学)・理科・社会・英語の主要五教科は人生を便利にする教科。
美術・音楽などの芸術部門は人生を豊かにするための教科である。

小学生一年生の時間割は「読み書きそろばん」の重要性をものがたる

小学校一年生、一学期の時間割をみると主要五教科、とりわけ「読み書きそろばん」である国語と算数の重要性がわかります。
国語と算数だけは基本的に毎日授業があって、日によっては午前中と午後で二回、国語の授業をやる日もあります。

教育の基本と言うか、人間形成の上でベースになるものは「読み書きそろばん」であることを再認識することができます。

美術や音楽は全生徒に必要なのか?

人生を便利にする教科があることは分かったが、美術や音楽は本当に人生を豊かにするのか?
正直、これを子供に納得させるのは難しいですね。長く生きてきたうえでの実体験などが、これを後から教えてくれることだと思います。

私自身はヨーロッパ旅行をしていたときに、バチカン市国、サン・ピエトロ大聖堂にあるミケランジェロの「ピエタ」に感動して足が動かなくなった経験があります。
ミケランジェロのピエタ

実際にやらないと深みを理解できない

将来、絵描きや音楽家になる子供は全体からみて、それほど多くの数がいないでしょう。
それでも子ども達全員に、美術の時間にデッサンや造形などをさせる必要があるのかどうか?

この問いには「実際にやった者にしか分からない深みがある」と説明することができると思います。

私は趣味として写真を嗜みます。
カメラを担いで写真を撮りに行くのは楽しいことですが、満足な写真が撮れることは少ないです。
IMG_6856
きれいな朝焼けの写真ですが、この写真を撮影するために約10日間、毎日4時に起き、眠い目をこすりながらカメラを担いで見晴らしの良い場所まで通いました。

ナナホシテントウ
テントウ虫がかわいく撮れています。小さな虫を撮るためのマクロレンズはピントが浅くて扱いづらく上手く写ることが少ないです。

私は写真をやるので、写真を一枚見れば、その写真が撮れる為の条件や、撮影されるまでの苦労をうかがい知ることができます。

美術や音楽も全く同じだと考えます。実際にその世界を少しでも触れることでしか得られない深みがそこには存在して、その作品の奥行きは経験したものにしか語りかけてこないのだと思います。

記憶の定着はインパクト型か塗り壁方式

勉強を助ける記憶定着の公式として、“ 勉強の回数 × インパクト = 記憶の定着 ”があります。
誰にも経験があると思いますが、何度教科書を読んでも頭に入らなかった公式や英語のスペルなどが、一度でも授業中に先生に指されて答えられなかったり、間違えた解答をして多くの人の前で恥をかいてしまったものは不思議と忘れられないものです。

勉強をしていくうえで、少ない勉強回数で記憶を定着させようとするならば、覚える事柄をストーリー仕立てにして、よりインパクトを強めたりすることが効果的です。これは歴史の年号などにも使われていて「いいくに(1192年)つくろう鎌倉幕府」と言われれば当時の建国風景をぼんやりとイメージすることが記憶の定着を助けるといいます。(今は鎌倉幕府成立は1185年に訂正されているようです)

一方で印象の強くないことを粛々と覚えるためには、塗り壁を塗り重ねるが如く何度も繰り返し勉強することで記憶の定着を図るしかありません。

塗り壁

たとえ印象の強く得られない事柄であっても、繰り返し何度もインプットされることで脳は記憶として定着させます。

まとめとして

「なぜ勉強をしなくてはいけないのか?」子供に答えるための想定問答をしてみました。

個人的な体験として付け加えるとするならば、自分の生活パターン・習慣・癖といったものから、得意の勉強パターンを発見することが将来の自分を助けると考えています。

過去記事【ゴールから逆算しよう!】宅建、資格試験に合格する目標設定と勉強法で述べましたが、私は文字で読んでも一向に頭に入ってこなかった民法などの知識が、講義を耳から聴くことで知識の固定化をすることができました。

宅建の勉強を始める前に、合格者数人に勉強法について聞いてまわりました。多く聴けば聴くほど合格の為に決まった勉強法のパターンは無く、「とにかく書き写すことで覚える」「音読して覚える」など人それぞれでした。しかし、誰もが共通しているのは、自分の実践した勉強方には効果があるので、「こういうふうに勉強しなさい」と強く勧められたことです。
誰にも学習をするうえでの成功パターンが存在することが分かります。

人よりも早い段階で、数多くの挑戦と失敗をすることから「学習の成功パターン」を習得することができるのではないかと考えます。
小さいうちに自分の成功パターンを見つけることができれば、それはその後に何度でも利用することができ、何にでも応用することができるでしょう。それは人生を生きるための大きな武器になり、その子を助けることになるでしょう。

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